
1. ArkivesのリリースのReference、Analog、Digital、Kompleteの違いは何ですか?
Plastikman Arkivesは、完全受注生産制(先行予約で注文された分だけを生産する)に厳しく限定されていて、以下の4つの異なるフォーマットでリリースされます。
Reference
名前入りエディション、11枚のCDと1枚のDVDが含まれます。デラックスパッケージには、全ての12枚のディスクに折り込みスリーヴ付きの外箱と、64ページに渡るPlastikmanのヒストリーを追える写真&新たな記事付きのブックレット付き。このセットはこれまでにリリースされた6枚のアルバムすべて—Sheet One、Musik、Recycled Plastik、Consumed、Artifakts (B.C.)、Closer—の新しいリマスター盤と5枚のレアトラック&未発表音源集を含みます。
RekonstruktionsはPlastikmanの最高傑作の数々と、入手困難な他のアーティストへ提供されたリミックス集です。La Funk Mob、System 7、New Order、Depeche Mode、Hardfloor、そしてHawtin自身のRobotmanプロジェクトの未発表リミックスも入っています。
Replikantsは、Hawtinに影響を与えたヒーローたちに特別にこのプロジェクトのためにPlastikmanの過去の作品の新しいミックスを依頼し、そのリミックスを集めたものです。テクノワールドのはるか先へとたどり着く、このディスクはVince Clarke、Cliff Martinez、François Kevorkian、Moby、Chris & Cosey、Severed Heads、Flood、そして MuteのDaniel Miller & Gareth Jonesのような輝かしいアーティストたちをフィーチャーしています。
未発表音源の含まれるCDは更に2枚あります。1枚目にはまさにこれまでに一度も聴いたことがない、"Spastik"が出た時の完全レコーディングセッションが、同じく未発表のJohn Peelのスタジオ・ライブ・セッションと一緒に入っています。そして他のPlastikmanの未発表音源は、2010年のシングル"Slinky"と共に2枚目のCDに入っています。
最後に、Nostalgikがすべてのレアトラック、絶版モノ、ヴァイナルオンリーエディション、そしてボーナストラックをまとめています。
CDに加えて、OptikはPlastikmanの外せない傑作ビデオとレア映像を収めたDVDで、これまでに公開されたことのない1995年のグラストンベリーでのPlastikmanのライブと、2003年のモントリオールのMutekでのライブの映像をも見せてくれます。
このボックスセットには、plastikman.comでボーナストラックと引き換えになるオンラインダウンロードのコードも付いています。ここではCD(あるいは他のArkivesエディション)には入っていない追加の音源がこのコードを使うことで入手できるようになっており、すべてのコレクターが最も完全なかたちのコレクションを手に入れられることを保証してくれます。
Analog - 180グラム・ヴァイナルの6枚組で、他では入手できないトラックと、限定版ポスターが、デラックスカスタムボックスに入っています。
Digital – これはこのプロジェクトのオンラインダウンロードバージョンになります。ファンの皆様に、ReferenceとAnalogの中から厳選された限定セレクションの“軽い”パッケージをお届けしようというわけです。
Komplete - plastikman.comはここだけのスペシャルなコンビネーションパッケージ、ReferenceエディションとAnalogエディション両方のコンテンツを合わせた、つまりすべてのCDと、ヴァイナルと、本と、DVDと、その他すべてのボーナスディジタルダウンロードを全部合わせて、お届けします。
2. トラックリスティングはどのように違うのでしょうか?
各タイトルの上にマウスを置いてみて、それぞれのフォーマットのトラックリスティングのヴィジュアルの印象を見てみて下さい。
3. いつ、ReferenceやAnalogは届きますか?
Arkivesのオフィシャルリリース日は2011年2月28日です!先行予約受付期間は2010年12月31日までとなります。最初のオーダーは2011年2月の初め頃から順に発送されます!
4. 先行予約の利点は何ですか?
Arkives Reference及びArkives Kompleteをいち早くplastikman.comにてご注文して頂いた方には、特別なエクストラボーナスを差し上げています。もしあなたが2010年11月14日以前に予約をしていた場合には、Plastikmanの限定スペシャルミックスCDがすぐにお手元に、そしてサイン&未発表デジタル音源付きクリスマスカードが2010年12月25日にあなたの元に届きます。11月15日から30日までに頂いたオーダーに対しては、ミックスCDはなしで、同じクリスマスカードのみが届きます。
すべてのバージョンに関して、2010年12月31日までに先行予約をして頂くかたちでのみご購入頂けます!2011年2月の発送の後は、オンラインのみでの超限定バージョンが、iTunesやBeatport等の一部のポータルサイトで発売されます。ただしこのバージョンは、Arkivesのトラックのうち非常に限られた少数のトラックのみになることをご了承下さい。Reference、Analog、Digital、Kompleteすべてのエディションとも、2010年以内のオーダーのみしか受付ておりません。その後は2度と販売されませんので、ご注意下さい!
6. シリアライゼーション/パーソナライゼーションとは何ですか?
すべてのReferenceのボックスセットは個別化され、オーダー時に頂いたお名前が入るようになっており、つまりはボックスセットの中の本の最初のページには、あなたの名前が(あるいはギフト用にご注文を頂いたとしたら、その受取人の方の名前が)プリントされているのです!Referenceエディションの例の写真を確認してみて下さい。
7. Digitalバージョンはどのフォーマットで販売されますか(Wav、Mp3、Bundle Only、Single Downloads)?
Arkives Digitalをオーダー頂いた場合、まずあなたの元にPlastikmanのグリーティングカードが個別のディジタルダウンロードコードと一緒に、郵送で届きます。そこに載っているウェブリンクに行って頂くと、いくつかのジップファイルに別れた完全なバンドルのコンテンツに1度だけアクセスできます。ファイルのフォーマットはMP3かWAVのどちらかをお選び頂けます。もしファイルをダウンロードするのに問題があるようでしたら、orders@m-nus.comまでお手数ですがEメールをお送り下さい。こちらで対応させて頂きます。
8. ReferenceとAnalogはどこかの販売店で取り扱われる予定はありますか?
どちらのフォーマットも、限られたほんの一部の数だけが一般の小売店で取り扱われる予定です。しかし、本当に限られた数であるために、私たちの方では保証はできかねます。それから、小売店で扱われるReferenceは名前入りではないことをご了承下さい。
9. なぜ一度に一つの注文しかできないのですか?
ボックスセットの本の1冊1冊にオーダーの名前を入れるために、一度に何件ものご注文を受けることができません。もしいくつか注文したいという場合には、お手数ですが、1件ずつそれぞれ違う受取人の名前と一緒に、オーダーを完了して頂くようお願いします。
10. 誰がArkivesの本を書いたのですか?
この本はPitchforkとThe Wireのコラムニストであり、世界的にXLR8Rやニューヨークタイムス、Groove等の雑誌のエレクトロニック/ダンスミュージックエディターとして知られている、Philip Sherburneによって書かれました。SherburneはResident AdvisorやeMusic.comでも頻繁に記事を書いています。
Richie Hawtinが現在の彼—スーパースターDJ、Minusレーベルの黒幕、起業家、技術的革新者、スタイルアイコン—になるずっと前、彼はある一つのプロジェクトによって非常に有名でした。そのプロジェクトこそがPlastikmanです。
1993年から2003年の間に、Plastikmanは驚くべき一連の作品を創り上げました。それらは時と場所などまったく意味がないくらいにぶっ飛んだ、デトロイトテクノの次元を拡大し、エレクトロニックダンスミュージック自身の可能性を再定義してしまうようなものでした。
6枚のアルバム(Sheet One、Musik、Recycled Plastik、Consumed、Artifakts (B.C.)、Closer)と"Spastik"、 "Plastique"、そして"Sickness"等の数多くのシングルによって、Plastikmanは現代のエレクトロニックミュージックの最も代表的な声の一つに、ミニマリスティックで、サイケデリック、何よりもグルーヴィで、ピュアなエレクトロニックサウンドの素晴らしい財産に対する注意深さを備え持つものへと変貌を遂げました。
レコードだけでも、誰かの伝説を形作ることは可能かもしれません。しかし、PlastikmanであったHawtinは、それだけではない何か特別なものを持っていたのです。これまでにアンダーグラウンドエレクトロニックミュージックが体験した中で最も強烈な、不安定な、それでいて圧倒的なパーティを。大抵はデトロイトか、Hawtinの地元であるオンタリオ州ウィンザーで催されていたこれらのイベントの評判が口コミと掲示板によって世界中に広まり、アンダーグラウンドエレクトロニックミュージック界の歴史上に残る伝説的な節目が生まれました。
成功へのレシピは今のHawtinの技術的革新に対する評判とはまったく関係なく、全然難しいことではありませんでした。彼らのパーティはHawtinがティーンネイジャーの時にデトロイトの伝説的な音楽学校で体験したモデル—黒い乾燥室のような部屋、シングルのストロボライト、極限までボリュームを上げ壁が持ちこたえられないくらいのフルサウンドシステム—に基づいていました。
そのようなスパルタの要素から始まり、Hawtinと彼の友達は凝ったイベントをどんどんと開催し、そのディテールは唯一の目的である、人々を日常から引きずり出し未知へ突き落とすということに向けられていました。彼らの成功は、チーム自身の豊かな創造力と常に妥協を許さない厳しい水準によるものなのです。
Hard、Harder、Hardest、Heaven & Hell、Jak、Sickness & Recovery、そしてthe Fuk Tourのようなイベントは、アンダーグラウンド(つまりは、違法の)パーティから可能であったことの水準を上げることに繋がりました。それらのイベントはPlastikmanをアメリカの中西部のヒーローにしただけでなく、シーン全体の土台を発展させる手助けを大いにすることになったのです。
アメリカのレイヴカルチャーがまるでカートゥーンのようなけばけばしい過剰で膨れ上がっている時、Plastikmanのパーティは基礎を強調をしてきました。しかし、これは決して懐古趣味のダンスミュージックシーンの“基本に帰ろう”的な美学ではありませんでした。彼らは手近の材料を使い、彼ら自身の別世界を、超現実的な体験を作り上げようとしていたのです。
材料は壁や天井を覆うための黒いプラスチックシートのようなベーシックなものでも、4万スクエアフィートの広さの廃工場のような複雑なものでも良かったのです。彼らはその都度与えられたスペースの姿を完全に変形させ、同じようにセットアップすることは1度としてありませんでした。そしていつも枠組みを完全に変えてしまい、もし次の日にそこに来てみたとしても、何がそこで起こったのか分からないくらいになってしまうのです。パーティの間は、そこはそこだけの世界であり、まるで黒いプラスチックの繭にくるまれたように、あるいは10センチの泡に包まれたように感じるでしょう。そこにはプローブ光があり、ボウルに盛られたフルーツがあり、プールいっぱいの金魚がいて、アシッドにディップされたメルバ・トーストがあるでしょう。
彼らは2ポイントのサウンドシステムが普通だった時から、4ポイントのものを搭載していました。彼らはダンサーたちをよりダンスに没頭させられるように、スピーカーをぐるりと囲むように配置していました。彼らのサウンドシステム、2つの頭が高くそびえ立つスタイルは非常に有名になり、しまいにはその名前—the System—とそのロゴを持つまでに至りました。スピーカーは熱く稼働し、内部で白熱して光る程でした。パーティ仲間たちはこのthe Systemが半ば謎めいた神秘的な力を持っているとまで考えるようになり、そのバイブレーションと一体になろうとしがみつくようにしていました。
アンダーグラウンドではポピュラーだった情報網と地図ポイントのシステムから発展して、彼らは中西部全体からのファンの膨大なメーリングリストを手に入れ、その結果彼らは10時間だろうがどれだけ時間がかかろうが、Plastikmanのイベントならどこまでもやってくるファンを獲得できたのです。自分たちのお楽しみのパーティを秘密裏に隠しておくことにおいては、彼らは警察からも商業的なメインストリームからも一歩先を行っていました。彼らは排他的でありながら包括的であり、その旅に加わりたいと誓った者以外からは隠れ続けているようにしていながらも、彼らを見つけ出そうという努力を惜しまない者になら誰にでもオープンであったのです。
たとえPlastikmanが彼を形作ってきた事実関係から切り離せるものではなかったとしても、彼の音楽—それが、世界の大部分がPlastikmanと出会ったきっかけであるわけなのですが—が彼のすべて以上をより雄弁に表現しています。レコーディングはイベントと同じくらい画期的で、どんな段階のテクノミュージックに対しても、新たな方向性と新たなかたちを示していました。事実、パーティとレコードは密接に関係していて、錯乱状態の中でお互いにエネルギーを供給し合っていると言えます。
1993年、アシッドの吸い取り紙のように見える(そして感じられる)ようにデザインされたカバーのSheet Oneがリリースされ、Plastikmanプロジェクトの社会的位置を固めました。それは、テクノといえばシングルだけが意味があると言われていた時代に対する、凝縮された、アルバムという形態のいわばステイトメントでした。自分が一体何に乗り出して行っているのかも知らずに、そしていまだPlastikmanを創り上げてもいなかった時に、Hawtinはすべてを、次々に、2日2晩に渡りオンタリオ州ウィンザーにある両親の家の地下室のスタジオ・UTK (Under The Kitchenキッチンの下という意味)で録音しました。カナダのHawtinとJohn AcquavivaのPlus 8レーベルからリリースされ、海外ではNovaMuteからリリースされ、それは正しく一夜にしてテクノのかたちを変えてしまったのです。
Plastikmanは1年ちょっと後にMusikを続けてリリースし、テクノとアンビエントミュージックの狭間を開拓しました。Sheet Oneのように、MusikはRoland TB-303のサウンドにフォーカスしており、そのアウトプットを、伝統的に知られてきた耳障りで軋むようなアシッドハウスのサウンドからはほど遠い、しなやかでリリカルなフォームにしています。しかし何よりもこのアルバムは、Plastikmanの拡大されたDJセットが踊り狂う人々を情熱から熱狂へ、そして更には悟り切った冷静さのようなものへと連れ出して行くと同時に、“より激しく、速く、ラウドに”というテクノの定められた軌道に対して、スローダウンし、トリップアウトすることで挑戦しています。
1995年、まさにPlastikman現象が世界中に広まっている—これまでの2枚のアルバム、デトロイト/トロントでの数々のパーティ、そしてグラストンベリーから東京に至るまで世界中のPlastikmanのライブのおかげで—真っ最中に、Hawtinは国境で必要書類の不所持のために捕まり、アメリカへの入国を拒否されてしまいます。結局、その1年半後には彼はアメリカに戻って来ることが出来るようになったわけですが、その経験は彼に大いに影響を与え、以降Plastikmanはよりダークで内省的な方向へと展開していくことになりました。
1998年のConsumedはその隔離と追放の期間だけでなく、Hawtin自身の膨れ上がる名声に対する相反する心情、迷い、ためらい等をも反映しています。何年もの無制限パーティのあとにおいて、Consumedは失望や下落を示したものではなく、予想もしなかった終わりなきサイケデリックトリップのフェーズを表現しています。
彼がある夜ミシガンの片田舎で、アシッドで味わった空間的、そして個人的な転位の感覚にもある程度インスパイアされて、ConsumedはPlastikmanの作品のうち最もダークで、奇妙なアルバムでありながら、ベストセラーでもあります。(Consumedは著名な国際的コンペティションであるプリ・アルスエレクトロニカの、栄えあるゴールデン・ニカ賞にノミネートまでされました。)
同じ年には、Consumedに取って代わられてしまったアルバムに収録されるはずだった、未発表音源を集めたArtifakts (B.C.)が発表されました。その未完のアルバムは、Sheet One、Musikと合わせて成るトリロジーの3番目のアルバムとなる予定でしたが、他のたくさんの例に漏れず、テクノの従来の計測装置(一度きりのパーティ、シングル、アルバム)の更に先を思い描いていたHawtinが、たくさんのパーツからよりニュアンスに満ちたアイディアを長々と詳細に渡って模索するような内容になってしまったのです。
2003年に、HawtinはPlastikmanの5番目のアルバム、Closerと共に戻ってきました。それまでに、彼はウィンザーからニューヨークへと移り、そして今日私たちが良く知っているRichie Hawtinになるための道のりの途上にもありました。Minusレーベルはアーティストとファンの世界的なコミュニティを定着させ、HawtinのDJとしての評判は彼の冒険的なミックスCD (Decks、EFX & 909、DE9 | Closer to the Edit、そしてDE9 | Transitions)のおかげもあってまさにうなぎ上りで、彼は世界中のより大きなクラブやフェスティバルでヘッドライナーを努めるようになったのです。同じ年に、彼は自身のキャリアをもっと高めるためにヨーロッパという地理的アドバンテージを得ようと、ニューヨークからベルリンへと移りました。
しかしCloserのために、Hawtinはウィンザーに帰り、そして今一度自分自身の分身、もう一人の自分を深く掘り下げて徹底的に知ろうとしたのです。そしてそうして自分の心の奥底にある洞窟を調べたように、Plastikmanサウンドの特質を新たにまったく異質なフォームに形作ろうと試みたのです。彼自身にそういった意図はなかったものの、このアルバムのタイトル通り、CloserはPlastikmanの最初の章を締めくくることになりました。と同時にHawtinは、これがPlastikmanからは自分自身を切り離すことはできないと信じた都市・ウィンザーでレコーディングする最後になるだろうと確信していました。2004年から2007年の間に、HawtinはPlastikman名義で3つのシングルをNostalgikというシリーズ名でリリースし、恐らくこのプロジェクトは永遠に歴史の本たちの中に追いやられるだろうということをほのめかしています。
しかし2010年にHawtinはPlastikmanのライブと共に帰って来たのです。ワイルドで野心的な、Plastikmanの最高傑作のライブパフォーマンスとシンクロされたビジュアルアートと組み合わされたマルチメディアショウが、巨大な半円形のLEDライトスクリーンの上でプレイされました。
このツアーはPlastikmanを世界中の何十もの都市へ、フェスティバルへと連れ回し、2011年まで続くことになります。そしてその後は? HawtinはPlastikmanのぶっ飛んだストーリーの新しいチャプターの始まりで、ヒントを与えてくれています。たぶん新しいレコーディングもやるし、たぶん、マルチメディアライブパフォーマンスへの、より斬新で革新的な侵略に集中することになるだろうと。
しかしながら次の段階が始まる前に、Hawtinはこれまでに起きたすべてのことを評価してみるべき時がきたと思いました。彼の古くからのファンと、新たな信者—彼らの一部はPlastikmanの最初の全盛期を生で体験するにはまだ若すぎたでしょう—をArkivesの元に集め、6枚すべてのPlastikmanのアルバムのリマスター盤と5枚のレアトラックや未発表音源集、それに過去のPlastikmanの傑作のVince Clarke、Cliff Martinez、Francois Kevorkian、Moby、Chris & Cosey、Severed Heads、Flood、MuteのDaniel Miller & Gareth Jonesらの偉人による新たなバージョンのリミックスを詰め合わせた膨大なボックスセットを作り上げました。彼のライブの軌跡を辿る、Plastikmanのビデオを収めたDVDがセットの最後を締めくくり、そしてデラックスパッケージには12枚すべてのディスクに折り込みスリーヴ付きの外箱と、おまけに64ページに渡るPlastikmanの歴史を写真と新たに加えられた文章付きで辿れるブックレットが含まれています。
Arkivesは、Plastikmanの今現在までの決定的な歴史をこうして皆さんに提供しつつも、これからの更なる歴史が書き記される余白をたっぷりと空けて残しておきます。
Richie Hawtinの、2010年のPlastikman名義での最前線への輝かしきカムバックは、彼のもっとも良く知られたその偽名が依然として革新的でいてそして今らしさを失っていないことを証明してみせました。Hawtinは、Plastikmanの作品のうち最もクラシックなもので1993年から2003年の間にリリースされたものを選び、それらをショッキングなシンクロさせたヴィジュアルとライトによるショウを伴う本物のライブパフォーマンス用として改訂し、そしてそれは今日のテクノフェスティバルと90年代半ばの徹底したアンダーグラウンドの倉庫パーティとの間の距離を破壊してしまったのです。
多くの人々にとって、これがもしかしたら初めてのPlastikman体験かもしれません。2003年以来、Hawtinは単純にRichie Hawtinとして、特に世界的に有名なDJ、あるいはMinusレーベルの黒幕として良く知られるようになりました。一部のファンは、Plastikmanが初めてアシッドリップルをカナダ・オンタリオ州ウィンザーにあるHawtinの地下室のスタジオからストリーミングしていた頃は、おそらくまだほんの赤ん坊だったことでしょう。
昔からの信奉者へも新しいファンへもまったく同様に、HawtinはPlastikmanのArkivesボックスセットを贈ります。これにはPlastikmanの17年の歴史をすべてまとめる、これまでに発表された6枚のアルバムすべてのリマスターバージョンと、レアトラック、未発表音源や新曲等も含まれています。
先行予約で注文された分だけを生産する完全受注生産に厳しく限定されたArkivesは、以下の4つの異なるフォーマットでリリースされます。
Reference(CD11枚、DVD、本のセット)
Analog(レコード6枚(デラックスボックス入りの180グラム・ヴァイナル)とポスターのセット)
Digital(ディジタルダウンロードバージョン)
Komplete(すべてのCD、ヴァイナル、本、DVD、そしてボーナスオンラインダウンロード付き)
Arkives Referenceはメインの名前入りのエディションで、11枚のCDと1枚のDVDが含まれています。デラックスパッケージには、折り込みスリーヴ付きの外箱が12枚すべてのディスクに付いており、64ページに渡るブックレットは、写真と新たに加えられた文章と共にPlastikmanの歴史を楽しめるようになっています。このセットにはこれまでに発表された6枚のアルバム—Sheet One、Musik、Recycled Plastik、Consumed、 Artifakts(B.C.)、そしてCloser—すべてのリマスター盤と、レアトラックと未発表音源による5枚の新たなCDが含まれています。
RekonstruktionsはPlastikmanの最高傑作の数々と、入手困難な他のアーティストへ提供されたリミックス集です。La Funk Mob、System 7、New Order、Depeche Mode、Hardfloor、そしてHawtin自身のRobotmanプロジェクトの未発表リミックスも入っています。
Replikantsは、Hawtinに影響を与えたヒーローたちに特別にこのプロジェクトのためにPlastikmanの過去の作品の新しいミックスを依頼し、そのリミックスを集めたものです。テクノワールドのはるか先へとたどり着く、このディスクはVince Clarke、Cliff Martinez、François Kevorkian、Moby、Chris & Cosey、Severed Heads、Flood、そして MuteのDaniel Miller & Gareth Jonesのような輝かしいアーティストたちをフィーチャーしています。
未発表音源の含まれるCDは更に2枚あります。1枚目にはまさにこれまでに一度も聴いたことがない、"Spastik"が出た時の完全レコーディングセッションが、同じく未発表のJohn Peelのスタジオ・ライブ・セッションと一緒に入っています。そして他のPlastikmanの未発表音源は、2010年のシングル"Slinky"と共に2枚目のCDに入っています。
最後に、Nostalgikがすべてのレアトラック、絶版モノ、ヴァイナルオンリーエディション、そしてボーナストラックをまとめています。
CDに加えて、OptikはPlastikmanの外せない傑作ビデオとレア映像を収めたDVDで、これまでに公開されたことのない1995年のグラストンベリーでのPlastikmanのライブと、2003年のモントリオールのMutekでのライブの映像をも見せてくれます。
Arkives Referenceには、plastikman.comでボーナストラックと引き換えになるオンラインダウンロードのコードも付いています。ここではCD(あるいは他のArkivesエディション)には入っていない追加の音源がこのコードを使うことで入手できるようになっており、すべてのコレクターが完全なコレクションを手に入れられることを保証してくれます。
それに加えて、Arkives Analogは180グラム・ヴァイナルの6枚組で、他では入手できないトラックと、限定版ポスターが、デラックスカスタムボックスに入っています。
Arkives Digitalはこの企画のオンラインダウンロードバージョンになります。ファンの皆様に、ReferenceとAnalogの中から厳選された限定セレクションの“軽い”パッケージをお届けしようというわけです。
そして最後に、とはいっても他のバージョンと同じく重要な、最も耳の肥えたPlastikmanファンのために、plastikman.comはここだけのスペシャルなコンビネーションパッケージ、ReferenceとAnalogの両方のコンテンツを合わせたArkives Kompleteをお届けします。
Arkives Reference及びArkives Kompleteをいち早くplastikman.comにてご注文して頂いた方には、特別なエクストラボーナスを差し上げています。
かつてHawtinと彼のクルーが彼らのアンダーグラウンドパーティへの入場を制限していたように、これらのArkivesのエディションは完全に先行予約制に制限させて頂きます。これはまさに、Plastikmanのこれまでの道のりの全貌を体験できる、人生に一度のチャンスなのですから。
Arkives Referenceのボックスセットは環境に配慮して作られた製品です。
CDインレイにはECOLPACKを、ブックレットにはMUNKEN LYNXを使用し、すべての紙類は一切木を使用していないデザインペーパーで、FSC(森林管理協議会)とPEFC(森林認証プログラム)の認証を得たリサイクル可能の素材を使っています。
CDフォーマットのパッケージは、低炭素型パッケージである認証と、私たちの温室効果ガスの排出を減らすための誓約を保証するインダストリーグリーンステイタスが付いています。例えば、板のCDトレイを通常のプラスチックのCDトレイの代わりに使うと、80%の二酸化炭素排出を削減できます。
同じ水準がArkives Analogエディションにも当てはまります。
他のすべてのArkives DigitalとボーナスCD/カードに印刷されたものも、リサイクル可能な紙で製造され、FSCとPEFCの認証を得ています。
環境に優しい製品というのは、製品を作るための原材料を運んだり、製造プロセス途中のパーツの移動等の運搬手段などももちろん含みます。パッケージングのための電気の消費量は、全行程においてモニターされ、消費量のレベルも考慮されます。紙の加工過程での水溶性糊の使用等というようなディテールも、最終的な完成した製品の二酸化炭素排出量計算に含まれます。
こうやって小さなディテールにまでこだわることでやっと、完成した製品が非常に高い水準で環境に配慮したものになり、できるだけ少ない二酸化炭素排出量でそれぞれのボックスセットを製造できるのです。